Timestrip(タイムストリップ)で冬の温度逸脱を確認する|低温リスクにはDescending、高温リスクにはPLUS

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2026/10/5

冬のコールドチェーンでは「冷えすぎ」も問題になる

コールドチェーンでは、夏場の高温対策が注目されやすい一方で、冬場には「冷えすぎ」による温度逸脱が起きることがあります。

医薬品、ワクチン、バイオ医薬品、検体、食品、化学品、塗料、接着剤など、温度の影響を受けやすい製品では、温度が上がりすぎるだけでなく、下がりすぎることも品質や性能に影響する場合があります。

特に、2〜8℃管理のような冷蔵管理品では、「冷やしていればよい」とは限りません。8℃を超えないことと、2℃未満や0℃付近まで下がらないことは、別の確認項目です。

冬のコールドチェーンでは、上限温度だけでなく、下限温度を下回る低温逸脱にも注意が必要です。。


低温逸脱は、通常の保管・輸送でも起こる

冬場の低温逸脱は、特別な事故だけで起きるものではありません。

通常の物流工程の中にも、製品が冷えすぎる場面があります。

温度管理された車両や倉庫を使っていても、すべての製品が同じ温度環境にあるとは限りません。

外気に近い位置、扉付近、積み荷の外側、断熱が弱い箱などでは、低温側の影響を受けやすくなる場合があります。

冬場は、冷蔵管理しているつもりでも、製品が規定温度を下回る可能性があります。


受け取り時の温度だけでは、過去の低温逸脱は分かりにくい

納品時に製品温度が正常範囲に戻っていても、輸送中や一時保管中に規定温度を下回っていた可能性は残ります。

たとえば、受け取り時に5℃だったとしても、その前に0℃付近まで下がっていたかどうかは、現在の温度だけでは判断できません。

また、低温曝露や凍結による影響は、外観だけでは分かりにくい場合があります。箱や容器に異常がなくても、製品の品質や性能に影響している可能性があります。

受け取り時の温度が正常でも、輸送中・保管中に低温逸脱がなかったとは限りません。


高温逸脱はPLUS、低温逸脱はDescendingで分けて考える

Timestripの温度管理インジケーターは、確認したい温度逸脱の方向で分けて考えます。

規定温度を超える高温逸脱を確認したい場合は、Timestrip PLUS(タイムストリップ 温度管理インジケーター) を検討します。

Timestrip PLUSは、規定温度を超えた累計時間の目安を確認する温度管理インジケーターです。

一方で、規定温度を下回る低温逸脱を確認したい場合は、Timestrip Descending(タイムストリップ 温度降下インジケーター) を検討します。

Timestrip Descendingは、規定温度を下回る低温逸脱を検知する温度降下インジケーターです。

当社標準品では、低温側の確認用として次の製品があります。

高温側を確認したい場合はTimestrip PLUS。
低温側を確認したい場合はTimestrip Descending。
上限温度と下限温度の両方を確認したい場合は、PLUSとDescendingを組み合わせて使う方法を検討できます。

冬のコールドチェーンでは、製品ごとに「何℃を超えたら問題か」「何℃を下回ったら問題か」を整理し、確認したい温度逸脱に合わせてインジケーターを選ぶことが重要です。

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