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2026/6/15

GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病治療薬として以前から使われてきた薬剤群です。近年は、肥満症治療の領域でも注目が高まり、GLP-1関連製剤への関心が広がっています。
日本でも、肥満症に関連する医療ニーズは大きいとされています。ノボ ノルディスク ファーマ株式会社の2024年2月22日付発表では、IQVIA Claims 2022をもとに、日本には約1,600万人の人が肥満症を抱えている一方、医師により肥満症と診断されている人は2.1%、33万人にとどまるとされています(ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬『ウゴービ®皮下注』発売のお知らせ」2024年2月22日。参照資料:Copyright © 2024 IQVIA. IQVIA Claims 2022をもとに作成)。
こうしたGLP-1関連製剤の需要が広がれば、医療機関、薬局、物流現場で取り扱われる機会も増えていきます。そこで重要になるのが、冷蔵医薬品としての温度管理です。
GLP-1関連製剤の広がりは、治療選択肢が増えることだけを意味するものではありません。
冷蔵管理が必要な注射製剤の取り扱いが増えれば、輸送、保管、受け渡しの場面も増えていきます。製造元から出荷された医薬品は、卸、物流倉庫、配送車両、医療機関、薬局などを経由し、最終的に患者様の手元へ届きます。
その過程で温度管理が不十分になると、医薬品の品質に影響する可能性があります。
つまり、GLP-1関連製剤への注目が高まる今、冷蔵医薬品の品質を守るための温度管理ニーズも高まっているのです。
GLP-1関連製剤を含む冷蔵医薬品では、2〜8℃の冷蔵保管が求められる場合があります。また、冷蔵が必要な医薬品であっても、凍結は避けなければならないケースが多くあります。
ここで重要なのは、単に「冷やせばよい」わけではないことです。
高温への曝露を避けるだけでなく、冷えすぎによる凍結にも注意が必要です。冷蔵輸送や冷蔵保管では、適切な温度範囲を維持できていたかを確認する仕組みが求められます。
冷蔵医薬品の温度管理で難しいのは、温度逸脱が外観から判断しにくいことです。
配送中の一時的な高温曝露、保冷時間の超過、冷蔵庫への格納遅れ、冷気の当たりすぎによる凍結などが起きても、外箱や製品の見た目だけでは分からない場合があります。
そのため、「おそらく大丈夫」ではなく、温度逸脱がなかったかを現場で確認できる仕組みが重要になります。
Timestrip製品は、管理したい単位や必要な確認レベルに応じて選択できます。
個包装や小箱単位で確認したいのか。
配送容器や保冷箱単位で確認したいのか。
温度逸脱の有無だけでよいのか。
温度履歴まで確認したいのか。
目的に応じて、適したTimestrip温度管理インジケーターを選ぶことが重要です。
個包装や小箱単位で、低コストに温度逸脱を確認したい場合には、液体式温度管理インジケーターのTimestrip PLUSが有効です。
PLUSは、LED製品群とは異なる液体式インジケーターです。広く貼付しやすいため、個別包装や小箱など、できるだけ多くの単位で温度状態を確認したい場合に適しています。
配送容器、保冷箱、搬送ケースなど、ひとまとまりの単位で温度逸脱を確認したい場合には、LED式温度管理インジケーターのTimestrip NEOが候補になります。
NEOは、LEDにより温度逸脱を分かりやすく知らせるインジケーターです。液体式より視認性を高めたい一方で、一般的な温度ロガーほど大がかりな運用は避けたい場合に適しています。
TT525-AB、TT525-DFなどは、2〜8℃管理の用途にも対応します。
Electronic Timestrip Completeも、配送容器、保冷箱、搬送ケース単位で温度逸脱をLEDにより確認できる電子式温度管理インジケーターです。
NEOよりも高度な確認機能を求める場合の選択肢となり、冷蔵医薬品の輸送・保管状態をより分かりやすく管理したい場面に適しています。
温度逸脱の有無だけでなく、温度履歴まで確認したい場合には、Timestrip Micro Data Loggerが有効です。
Micro Data Loggerは、LEDによる温度逸脱確認に加えて、温度データの記録・確認ができる製品です。一般的な温度データロガーよりも低コストで導入しやすく、使い切り型のため回収作業の負担も抑えられます。
TL520は2〜8℃管理の用途に対応しており、GLP-1関連製剤を含む冷蔵医薬品の輸送・保管状態を後から確認したい場合に適しています。
GLP-1関連製剤は、糖尿病治療薬としての実績に加え、近年は肥満症治療の領域でも注目されています。
需要が広がるほど、冷蔵医薬品を輸送・保管する機会も増えていきます。だからこそ、冷蔵管理と凍結回避を、サプライチェーン全体で確認できる仕組みが重要です。
Timestripは、個包装・小箱単位で使いやすい液体式温度管理インジケーターのPLUSから、配送容器・保冷箱・搬送ケース単位で確認しやすいLED式温度管理インジケーターのNEO、Electronic Timestrip Complete、さらに一般的な温度データロガーより導入しやすく、温度履歴まで確認できるMicro Data Loggerまで、用途に応じた温度管理ツールを提供しています。
GLP-1関連製剤をはじめとする冷蔵医薬品の品質を守るために、Timestrip温度管理インジケーターによる温度管理の見える化は、今後ますます重要になります。
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬『ウゴービ®皮下注』発売のお知らせ」2024年2月22日
参照資料:Copyright © 2024 IQVIA. IQVIA Claims 2022をもとに作成
ウゴービ®皮下注 電子添文/PMDA 医療用医薬品情報
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